便秘_test20250606
このようなサインに気づいたら・・・
- 排便が1週間に2回以下しかない
- おならが多い
- ウンチをするのを嫌がる、我慢している
- コロコロした便や柔らかい便が頻繁に出る
- 踏ん張っているのにうんちがでていない
- おなかの下の方がぽっこりしている
- 大きなうんちが出ず、柔らかいうんちで下着が汚れている
- 踏ん張っている時に泣いている
このような場合、便秘になっている可能性があります。
子どもはうんちをする時に痛い思いを経験してしまうと、うんちをすることを怖がり、我慢するようになります。便は肛門の一番近い直腸にすすむと、脳に信号を送り便意が起こりますが、便秘の場合、直腸に便が常に溜まっている状態のため便意が起きません。便が直腸に留まり続けることで水分が吸収され硬くなり更に出しにくいという悪循環になります。
当院では便秘専用の問診票を用いて診察、触診し、お子さまの症状に合わせたお薬の処方を行っています。治療を続けている中で、たまたま良い便が続くとお薬を中断したくなりますがそこで中断してしまうと再びうんちをする時の傷みを経験し、治療が振り出しに戻ることがあります。定期的(主に4週間毎)に受診診察を行うことが一番の便秘卒業への道となります。